2021/08/28
人生ここにあり!
パラリンピックはオリンピックとは、また違った感動を覚えます。生まれた時から障害を持つ人、人生の途中で障害を持つことに
なってしまった人、進行性の病気と戦いながら参加する選手も
います。どの人も輝いているのは「今」を真剣に精一杯生きている
からだと思いました。
もう、敵も味方もなく応援してしまいますねぇ。
こちらの映画も障害を持つ人たちの感動のお話です。

「人生、ここにあり!」 原題は「Si Puo Fare」 監督 ジュリオ・マンフレドニア
(アマゾンプライム)
法律により精神病院の撤廃が進められていた1980年、イタリア ミラノを舞台に
実話を元にしたコメディです。
人間の尊厳や自立といった重いテーマを、さすがイタリアですね、コメディタッチで
描きながらもアハハと笑っているうちに、最後はやっぱり目頭が熱くなります。
「人間万歳!」な映画です。
「障害」って何なんでしょうねぇ?
健常者、障害者って境目はどこなんでしょう?
人間年をとると、皆んな何かしら障害を抱えることになります。
歩行困難な夫が身近にいるので、切実にそれは感じます。
昨日出来ていた事が、今日は出来なくなる。
それでも私は夫に、出来るだけ自分のことは自分でやってもらってます。
それこそ尊厳と自立です。
私も最近は危なくなってきました(一階から二階へ行く途中で、何をしに
二階へ来たのか忘れる)
デコボココンビです。
デコボコでもポンコツでも私たちも日々、 一生懸命、生きています。
どのような状況でも、生きることを楽しみなさい、と神様は言っているのでは
ないかしら?
老いても身体が不自由でも、人生ここにあり、泣きながら笑いながら生を
全うしたいと思うのであります。
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