ボールパンツ

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大橋歩さんと言えば、私たち世代には懐かしいですねぇ。
「平凡パンチ」の表紙絵をずっと描いていらした方です。
今はイオグラフィックという会社を立ち上げて、お洋服を
作ってらっしゃいます。

私はここのパンツが(パンツともガウチョともつかない)大好きで
もう10年近く履いているかしら・・・。

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こういう形です。

私の持っているのはウール素材で、私にとってこれはほぼ毎日の
制服みたいなものとなっています。
家事で立ったり座ったりしても膝は出ないし(ここ大事)、ウエストゴムで
楽チンなのに、素材が良いから外出着にもなります。

最初の頃こそ家族から「サーカスのピエロみたい」などと言われてましたが
見慣れてきたのか、いまでは「似合うね」と言われるまでになりました。
(継続の勝利・笑)

因みにこれはボールパンツとネーミングされていて、ほかに「バルーンパンツ」
や「ペンギンパンツ」などがあります。
どう違うのかというと、バルーンパンツの方がもっとまあるいシルエット、
ペンギンパンツは、股上がもっと深くなります。

自分に似合う形が見つかると、もうアレコレと冒険する必要もないし、気持ちが
楽になりますねぇ。
それでも、ついこの間までなんとかスカートが履いてみたくて頑張ったのですが
似合わないものは、どうやっても似合わない。
やっとそのことを受け入れて、無駄な時間を使うことに終止符が打てました。
これを、諦めというのか進歩というのか・・・

大橋さんは私より少しお姉様。
エッセイなど読むと、その文章にお人柄が出ていて、すべてに正直で、オシャレは
好きだけど飾らないという感じが好きです。
老いについても等身大で語ってらっしゃるので、なにかホッとします。
(ほら、世の中こんな歳なのに、こんなに若く見える、みたいなのが多いじゃないですか。
歳相応でいいんじゃないの、と反論したくなります)

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今も絵を描かれていて、やっぱり絵にも大橋さんらしさが出ていて「いいな〜」と
思います。

イオグラフィックは東京の駒沢と京都にお店があるのですが、残念ながらどちらも
お邪魔したことはありません。
いつもネットショップを覗いています。

時々、大橋さんの銅版画の展示などもあるので、いつか行ってみたいな〜。

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イオグラフィック


*この記事にはお詫びと訂正があります。
 詳しくは、3月13日の「お詫びと訂正」をご覧ください。


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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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