2021/02/28
ボールパンツ


大橋歩さんと言えば、私たち世代には懐かしいですねぇ。
「平凡パンチ」の表紙絵をずっと描いていらした方です。
今はイオグラフィックという会社を立ち上げて、お洋服を
作ってらっしゃいます。
私はここのパンツが(パンツともガウチョともつかない)大好きで
もう10年近く履いているかしら・・・。

こういう形です。
私の持っているのはウール素材で、私にとってこれはほぼ毎日の
制服みたいなものとなっています。
家事で立ったり座ったりしても膝は出ないし(ここ大事)、ウエストゴムで
楽チンなのに、素材が良いから外出着にもなります。
最初の頃こそ家族から「サーカスのピエロみたい」などと言われてましたが
見慣れてきたのか、いまでは「似合うね」と言われるまでになりました。
(継続の勝利・笑)
因みにこれはボールパンツとネーミングされていて、ほかに「バルーンパンツ」
や「ペンギンパンツ」などがあります。
どう違うのかというと、バルーンパンツの方がもっとまあるいシルエット、
ペンギンパンツは、股上がもっと深くなります。
自分に似合う形が見つかると、もうアレコレと冒険する必要もないし、気持ちが
楽になりますねぇ。
それでも、ついこの間までなんとかスカートが履いてみたくて頑張ったのですが
似合わないものは、どうやっても似合わない。
やっとそのことを受け入れて、無駄な時間を使うことに終止符が打てました。
これを、諦めというのか進歩というのか・・・
大橋さんは私より少しお姉様。
エッセイなど読むと、その文章にお人柄が出ていて、すべてに正直で、オシャレは
好きだけど飾らないという感じが好きです。
老いについても等身大で語ってらっしゃるので、なにかホッとします。
(ほら、世の中こんな歳なのに、こんなに若く見える、みたいなのが多いじゃないですか。
歳相応でいいんじゃないの、と反論したくなります)

今も絵を描かれていて、やっぱり絵にも大橋さんらしさが出ていて「いいな〜」と
思います。
イオグラフィックは東京の駒沢と京都にお店があるのですが、残念ながらどちらも
お邪魔したことはありません。
いつもネットショップを覗いています。
時々、大橋さんの銅版画の展示などもあるので、いつか行ってみたいな〜。

イオグラフィック
*この記事にはお詫びと訂正があります。
詳しくは、3月13日の「お詫びと訂正」をご覧ください。
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