驚異の超絶技巧!

この日は浅草橋の額屋さんに小作品の額装をしに行きました。
せっかくここまで出てきたのだから、と帰りはちょこっと日本橋に
寄り道。こんな展覧会を観てきました。

明治工芸から現代アートへ
「驚異の超絶技巧!」

場所は三井記念美術館。
七宝、金工、牙彫、木彫、陶磁などの明治工芸と現代アートのコラボ
です。

三井記念美術館1

こちらは、宮川香山「猫ニ花細工花瓶」
写真では分かり難いですが、猫の耳の中、薄い舌まで細かい描写が
ため息ものです。



三井記念美術館2

こちらは現代作家の高橋賢悟(1982年生まれ)「origin as a human」
生花を型取りしてアルミニウムで鋳造する独特の技法で制作された髑髏。
細かい花々を見ていると気が遠くなりそう。


この2点は写真OKの入口にありました。

中はもちろん写真はNGですが、それはそれは見事な作品が並んでいます。
老眼鏡持っていって良かった(笑)
昔の作家さんの細かさ、繊細さ、色彩の美しさはもちろんですが、現代作家
さんたちにもちゃんとそれらは受け継がれているのだなぁ、と感心すること
しきり。今の若いもんは・・・なんて、いえいえいどうして若い人も頑張って
いますよ。
感覚とか使うものこそ違えども、その作家魂、職人魂は年代を経ても
変わらないものなのですねぇ。日本人の感性に改めて脱帽です。

会期は12月3日(日)まで。(休館日は月曜日)



この日のきものは
焦げ茶紬、
冷たい風が吹くと着たくなる焦げ茶の紬にインドネシアのバティック帯。
帯揚げは灰桜色、帯締めは鳥の子色。
帯飾りはこの所ヘビロテのsakurako さんの蜘蛛さん。


焦げ茶紬にバティック帯
お太鼓




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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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