2017/03/28
祈る力
春の日差しが気持ちの良い日、深川のお不動さんに行ってまいりました。お不動さんのお加持ご祈祷は毎月、1日、15日、28日。
ふと朝「行こうか」と思い立ってカレンダーを見たらなんと28日。
もうこれは行けってことですね(笑)

参道。見よ、この雲1つない青空。
お不動さんに行くのは久しぶりでしたが、やっぱりいいですねぇ。
ドーン、ドーンという大太鼓の音で自分の中のマイナスのモノ、
エゴ、不安、心配、怒り、不満などがバラバラと剝がれ落ち、読経と
大きく立ち上る炎でそれらがボッと燃やされてしまう感じ。
暫く忘れていた感覚でした。
人間というものは知らず知らずのうちに、日々いろいろなモノを
溜め込んでしまうものです。
なんか重いな〜と感じたら、やっぱりご縁のある上の方にお願いするのが
一番ではないでしょうか。
私の場合はたまたまそれが不動明王だった訳ですが。
無心で「祈る」というのは気持ちの良いものです。
熱心な信者ではない私のような者でも、敬虔な気持ちになります。
日常生活に追われてすっかり忘れていた「生きているのではない、
生かされているのだな〜」というこの気持ち。
ともすると忘れてしまうこの気持ちを、思い出させる為にお不動さんは
呼んでくださったのでしょうか。
一緒に行った娘が帰りの電車の中で「私って何て小ちゃい人間なんだろう。
恥ずかしいくなる」と言った言葉が心に響きました。

お参りの後でパチリ。なんか無邪気な顔してる(?)
帰りは門前にある「近為」の銀ダラの粕漬けをお土産に。

もちろん、晩ご飯で頂きました。美味しかったですよ。
この日の私は

ゆうな染めの久米島紬にタペストリーの作家、冨田潤氏の帯。
オレンジ色のゼブラ柄の帯揚げ。

唯一季節ものの桜の帯留め。

お太鼓
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