祈る力

春の日差しが気持ちの良い日、深川のお不動さんに行ってまいりました。

お不動さんのお加持ご祈祷は毎月、1日、15日、28日。
ふと朝「行こうか」と思い立ってカレンダーを見たらなんと28日。
もうこれは行けってことですね(笑)

お不動産の参道
参道。見よ、この雲1つない青空。

お不動さんに行くのは久しぶりでしたが、やっぱりいいですねぇ。
ドーン、ドーンという大太鼓の音で自分の中のマイナスのモノ、
エゴ、不安、心配、怒り、不満などがバラバラと剝がれ落ち、読経と
大きく立ち上る炎でそれらがボッと燃やされてしまう感じ。
暫く忘れていた感覚でした。

人間というものは知らず知らずのうちに、日々いろいろなモノを
溜め込んでしまうものです。
なんか重いな〜と感じたら、やっぱりご縁のある上の方にお願いするのが
一番ではないでしょうか。
私の場合はたまたまそれが不動明王だった訳ですが。

無心で「祈る」というのは気持ちの良いものです。
熱心な信者ではない私のような者でも、敬虔な気持ちになります。

日常生活に追われてすっかり忘れていた「生きているのではない、
生かされているのだな〜」というこの気持ち。
ともすると忘れてしまうこの気持ちを、思い出させる為にお不動さんは
呼んでくださったのでしょうか。

一緒に行った娘が帰りの電車の中で「私って何て小ちゃい人間なんだろう。
恥ずかしいくなる」と言った言葉が心に響きました。

お不動産の前で
お参りの後でパチリ。なんか無邪気な顔してる(?)

帰りは門前にある「近為」の銀ダラの粕漬けをお土産に。
近為の魚
もちろん、晩ご飯で頂きました。美味しかったですよ。



この日の私は
ゆうな久米島紬
ゆうな染めの久米島紬にタペストリーの作家、冨田潤氏の帯。
オレンジ色のゼブラ柄の帯揚げ。

桜帯留め
唯一季節ものの桜の帯留め。

久米島ゆうなと冨田帯
お太鼓




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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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