男物!

この日は都内で打ち合わせがありました。
せっかく東京に来たのだから・・・と、帰りに足を伸ばして向かったのは
神楽坂の「英」さん。

こんな経験はありませんか?
襦袢を着ようと思って手を通したら半襟がまだ夏物だった。(季節の変わり目に
やるんですよね〜)

夏の襦袢の楽ちんを経験してしまった私。
次は冬用も、と実は夏からずーっと思っていたのです。
なにしろ、帰宅後、洗濯機にそのまま放り込めばいい。
洗い終わったら、そのまま干せばいい。
半襟はそのまま、とることも縫う必要もない。
確かに一針一針、半襟を付ける楽しみ、というのもありますよ。
でも緊急の場合のお助け襦袢、1枚はあってもいいのでは?と
思った次第です。


          英の女将さん
「襦袢はちょっと遊びましょうよ」と女将さんの提案で
選んだのは、なんと男物。
でも、これ夏のときから気になっていた柄でした。
グリーン地にドットです。


どちらかというと、オトナシメの柄の襦袢ばかりの私。
ちょっとこれはワクワクします。
こちらのお店は落語家のお客様も多いのだとか。
高座で熱演する噺家さんの袖からチラッと見える襦袢にハッと
することがありますが、あれに憧れたりもします。
それがずーっと頭のどこかにあって、「男もの」という言葉に反応
してしまったのかもしれません。
出来上がってくるのが、とっても楽しみ!


英の女将とツーショット
恒例の女将さんとツーショット。
この日の女将さんのきものは、来春用の芽柳の柄の小紋。地色も
春らしい明るい黄色でパーッと華やかでした。
これから春用のプレゼンテーションをするのだとか・・・。
今の時期にはもう来る春の柄を決めてゆくのですね。




この日の私は
毛万筋江戸小紋に勝山帯
毛万筋の江戸小紋に、勝山健史さんの帯。
鶸色(ひわいろ)の帯揚げに道明の帯締め。


勝山帯、お太鼓
お太鼓
(ちょっと、たれが長過ぎました。)
こんな風にちらっと見える襦袢の色って、なかなか印象深かったり
するものです。見えない様で、見える襦袢。きものって嵌るところが
たくさんありますね〜。ちなみに、この日は黄色の地に菊柄でした。









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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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