夏の終わりにやっと・・・

海外から帰ってくると、どーしても和食が食べたくなります。
「美味しい和食が食べたい」と呪文の様に唱えていたら、
やっと夫が(帰国後25日めにして)「食べにいこうか」
その一言を待ってました。

久しぶりのお出掛けなので、それならば行く夏を惜しんで
盛夏のきもので・・・と思ったのに、残念ながら気温が低く
お空も雨模様。
雨ならばこれ、と綿麻きものでまいりました。


       紫、綿麻のきもの
       紫の縞のきものに、藤田織物の夏帯


この帯が軽くて締めやすくて、ニュアンスカラーとでも言いましょうか、
写真で見ると白っぽいのですが、ブルーの糸も入っていて遠目には
グレー系に見えたり、こういう無地帯は重宝します。


藤田織物さんの夏帯
帯地のアップ


帯揚げは爽やかな麻のブルーに帯留めはガラス製、紺の二部紐で


紫、綿麻のきもの、後ろ
お太鼓


帯揚げはこんな可愛い絞りが入っているのに、正面からは全く
見えず。

麻の帯揚げ
帯揚げ


雨でもOKな竹の篭バッグ。使い込んでいるので、ずいぶん柔らかく
なりました。
竹のバッグ


       草履はもちろん、カレンブロッソ
       カレンブロッソ、オフホワイト


用意万端整えて、向かった先は横浜のベイシェラトン。
「木の花」というお店です。


山芋の前菜に
山芋の前菜

「木の花」弁当
秋を感じさせるお弁当

これに煮物椀が付きますが写真撮るのも忘れて完食(笑)

デザートは葡萄のゼリー
デザート


夏の終わりともなると、チラホラ秋の気配ただよう美味しいお弁当。
これこれ、こういうのが食べたかったのよ。 やっぱり日本人に生まれて
良かった、としみじみ思ったのであります。
和食は見た目にも美しいし、お腹にも優しいですね〜。

それにしてもきものは、何と3ヶ月ぶり。
すっかり丸々、盛夏が抜けて宮古上布も夏塩沢も1度も手を通す
ことなく、あと3日で8月も終わってしまうんですねぇ。
まあ、こんな夏もあるでしょう。
9月にはもう少し、頑張って着たいものです。











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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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