2014/11/24
ウォンさんのコンサートへ
毎年、この時期に行われるウォン・ウィンツァンさんのピアノソロコンサート、今年も行ってきました。
1年に1度はウォンさんの生ピアノを聴いて、魂を解放するのが、私の
年中行事。
これを聴かないとその年が終わらない。
そう、逆に言えば これを聴きに行くと、今年もあと1ヶ月ちょっとなのねぇ、
と1年の早さを痛感するのです。
当然のことながらウォンさんも毎年1つづつ歳をとってゆく訳ですが、相変わらず
精力的に各地でコンサートをする姿は、私に元気をくれます。
社会問題に目を向け、弱者に手を差し延べる彼の活動は少し、普通の音楽家
とは違うかもしれません。
有名なのはNHKスペシャル「家族の肖像」や「にっぽん紀行」、Eテレの「こころの
時代」などのテーマ曲ですが、地雷犠牲者救援CD「もしも地雷がなかったら」
や、日中の架け橋となる映画音楽(「純愛」と「東京に来たばかり」)なども
手がけています。
3、11以降は一連のチャリティー・コンサートを行って被災地に支援金を送り
届けたりしています。
ウォンさんの音楽で人が癒されるのは 多分、彼が人の痛みが分かる人だから
なのではないでしょうか。
「今年もよく頑張ったね。人生いろいろあるけど、大変なのは皆同じ。
一緒に頑張っていこう」
と、ウォンさんの曲に励まされて、すっかり身も心も軽くなったのでした。
その証拠に一緒に行った友人から帰りに「顔色が良くなった」と言われました。
ウォンさん聴くと、循環も良くなるんだぁ〜(笑)
<おまけの話>
6年前の話なのですが、DVD画集なるものを作った時、普通は著作権の
ない古いクラシックなどをバックにながすのですが、私はどうしてもウォンさんの
曲を使いたくて無謀にも、というか図々しくもウォンさんにお願いして3曲、
使わせて頂きました。(怖いもの知らずとは私のことです・笑)
このDVDは絵を購入してくださった方に差し上げる為に作りました。
今、観るとちょっと恥ずかしいのですが、それでも一生懸命何かを伝えようと
する6年前の私がそこにいて何だか懐かしかった。
これも私の歴史の1ページです。

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