2013/08/29
家庭料理
特別、料理が上手い訳でもなく、人様にお見せする程のご馳走でもないが、この夏の料理と器を並べてみた。

まず漬け物は欠かせない。冷蔵庫にタッパで麹漬けを常備。
器は10年くらい前だろうか、青山のギャラリーで展示会をして
いた時に一目惚れしてお持ち帰りしたもの。
もう作家さんの名前も忘れたがお気に入りの深皿。

夏と言えば冷や奴。細ネギや生姜、庭の大葉やミョウガをとって
きては、刻んでたっぷりかける。
この器、私達の結婚式の引き出物。
という事は、もう34年も使っている訳だ。
よくもってるなぁ、器も私達も・・・(笑)

厚揚げと白滝の煮物。
上にのせたのは庭の山椒の葉、彩りに。
この器も新婚時代から使っている古株。

さっと牛肉を塩、胡椒で炒めたもの。何のヒネリもない。
でも、美味しいお肉はあまり手をかけない方が美味しい。
この器、程よい深さで気に入っていたのに、棚にしまう時に
手がすべって割ってしまった。
これが記念の写真になってしまったが、まあ形あるものは
いつか壊れるもの。「ありがとう」を言ってお別れした。

料理と言えるのかどうか・・・?枝豆を茹でたもの。
この器は四日市の友人の所へ行った時に連れていってもらった
工房で、初めてろくろを回して自分で作ったもの。
歪んでいるが、それが味がある。と、自分では思っている。
こういうものは、ただの器ではなくて思い出付き。

エリンギを炒めてオイスターソースで煮込んだもの。
ホーントに簡単だが家族には好評。
唐草模様の正方形のお皿に盛りつけて。
四角いお皿も意外と重宝する。

水キムチ。花丸マーケットで見たレシピから。
胡瓜、大根、リンゴのパリッとした食感が美味しく、ニンニクが
効いている。備前焼(?)の片口の器。
野菜が映える色だ。

こちらも花丸マーケットから大根カレー。
大根とカレー?と思ったが夏には、このピリッと感が良く合う。
TVではご飯にかけてカレーライスにしていたが、もう少し
煮詰めておかずの一品にしてみた。これは義母が使っていた器。
変な所に窪みがあって面白い。

春雨と残り野菜の細切り、錦糸卵を混ぜた酢のもの。
野菜がちょっとづつ残ってしまった時に細く切って何でも
これに混ぜてしまう。
この器は・・・いつからうちにあっただろう?
自分で買った覚えもないし・・・貰ったのかしら?
ともかく長年あって、使い込んでいる事は確か。

茄子といえば味噌炒め。
この器は新顔で目黒の骨董屋さんで見つけた作家ものだが、三島には
珍しい色なのとお手頃なお値段に惚れて購入。

こんな柄です。
あ、忘れちゃいけない。
今年、作った梅干し。
今年の梅は大きくて果肉が柔らかく梅干しには最適。
これのお陰で猛暑を乗り切れたかも・・・。
毎年たくさん実を付ける古木に感謝して頂く。

外食もたまには良いが味が濃かったり、調味料が多かったり、油が
多かったりとだんだん身体に合わなくなってきた気がする。
特別なものは何もない我が家の料理。
でもこんなおかずが飽きないし、身体が喜んでいる気がする。
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