夢を形に

友人のあいさんが素晴らしいプレゼントを届けてくれた。
それは、これ

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縦57センチ(取っ手を入れると何と83センチ)
横は41センチあり、かなりインパクト大。


ん?これ、どこかで見た様な・・・と思われた方も。
そう これは以前ブログに書いたシドのワークで生まれた
「矛盾を抱えた天使」

この絵を見せた時、あいさんは即座に「私、この絵のバッグが欲しい」
と言った。
彼女は布のバッグのコレクター。
へえ~、この絵でバッグを?
私には絶対に生まれてこない発想だ。

普通、絵は壁に飾って外には出ないものだが バッグは日常使うもの。
このバッグを肩からさげて外を歩いたらどんな気分だろう?

私たちは盛り上がってこの天使をバッグにする夢に向かって
歩き始めた。と、言っても私がやったのは この絵のデータを
送っただけ。
絵を布に印刷する印刷やさん探しから縫製まで 彼女は精力的に
動いてあっという間に形にしてしまった。
その行動力には脱帽だ。

120429_151223[1]
バッグの裏側と取っ手も、やはりあのワークで
誕生した「流」という絵を使った。


彼女のこの絵への拘りは強く、実用性よりも個性を尊重して
くれた。「誰も持っていないバッグ」というのもキーワード。
それで絵のどこも削らずに、縦長方形(バッグとしては使い難い
かもしれないが)持ち手もあえて長めのデザイン。


「アーティスト・ワーク・バッグ」というネーミングのこのバッグ、
絵の資料やタロットの原画を入れて持ち歩くのにピッタリだ。
あいさんもアーティストなので、きっとこのバッグ、活躍させて
くれることだろう。

さらに私達の夢は広がる。
「お花のお稽古とか 長いものを入れるのにいいかも」
「あ、フランスパンとか似会いそう」
「フランスパンとか入れてパリジェンヌに持ってもらいたいね」
他愛ない会話ではあるけれど夢をみるのは楽しい。
夢が形になるのは もっと楽しい!


120429_151523[1]
裏地は美しいグレイッシュなブルー。
彼女のはターコイズブルー。
内ポケットが3つも付いていて使い易い。


あいさん、素敵なバッグと そして何よりも夢を形にしてくれて
ありがとう。








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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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