詠雪之才(えいせつのさい)

2月29日に雪が降ったのは50年ぶりだそうな。
それもそうだ、2月29日は4年に一度しかないのだから。

それにしてもよく降ること。

120229_113404[1]
遅い梅が一輪ほころんだ・・・と思っていたら今日は
雪の花で満開に。


女性のすぐれた文学的才能のことを詠雪之才という。
これは昔、中国の道蘊(どううん)という娘が降る雪を何に
たとえるかという問いに「春風に乱れ飛ぶ柳の綿」と答えて
褒められたことからきているが、なんとも女性らしい美しい
たとえだ。

さて そろそろ「柳の綿」も小振りになってきた。
積った雪を見ている分には 美しいが実際、出掛けるとなると
雪に慣れない関東の人間には大変なことだ。
帰り道、滑らぬようにご用心を・・・。


120229_113717[1]
長平庵の屋根には8センチくらい積っている。





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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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