きものでオペラ座へ?

たまたま「パリで着物暮らし」というブログを見つけた。
残念ながら2008年以降、更新がないのでこの方はもう、
パリにはいないのだろうか?
彼女はきもので、オペラ鑑賞したり、美術館に行ったりして、
その様子をブログに書いていた。

また「パリジェンヌの着物はじめ」という本も手にいれた。
言っておくが、私が血まなこになって探した訳ではない。
どちらも、ごく自然に目に入ってきたものだ。
この本はマニグリエ真矢というフランス人が(もともと彼女は
日本文化を修士課程まで専攻し日本にも短期留学した親日家。
現在は日本人の旦那様と日本に住んでいるもよう)書いているが
実に詳しくきものの事を勉強していて頭がさがる。
たぶん、今の若い日本の女の子よりも、きものの事を知って
いるだろう。ご自分もきものを着てパーティーなどに行かれる。

で、私としては6月末からのフランス旅行に「きもの」を持って
ゆくべきか・・・と、思案中なのだ。
先日、森田先生にも「それは、もうぜひ持っていって」と、
言われたし、「きものでオペラ座へ」というフレーズは、なかなか
魅力的。でも、フランス人の好奇の目に晒されるのもちょっとね、
と思ったり、いやここは日本の民族衣装なのだから堂々と着るべき!
と思ったりで、思考回路スパイラル状態。

100618_173041[1]

持っていくならこのきもの。
と、思っている青磁色の
小紋に黒地に笹の葉の帯。

100618_171357[1]

帯揚げは白の絽、
帯締めは赤白橡
(あかしろつるばみ)
の冠組(ゆるぎぐみ)

*「つるばみ」とは
 「くぬぎ」の古名
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プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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