2021/09/20
最初の指南書
本の紹介が続きますが、こちらはちょっとマニアック。「京都タロット」の指南書です。
我ソウルメイト、岩倉ミケさんがついに書き上げました。

初めてブログを読んだ方のために少し、説明させて頂きますと
そもそも「京都タロット」がスタートしたのが15年前(ミケさんが
構想を始めた年)それから2年後に私との出会いがあり、
私がカード絵を描くことになりました。
78枚のカード絵を完成させるまでに6年という歳月がかかり、その間
京都在住のミケさんとはメールでやりとりしたり、私が京都を訪ね
2人でタロットの舞台となる神社仏閣を巡りました。
(それはまるで巡礼のようでした)
今となっては楽しい思い出です。
そして実際にカードの形となったのは2018年。

京都では「京都タロット」の講座も何度か開かれ、この日本のタロットカードの
魅力にはまって勉強してくださっている方達もいらっしゃるようです。
この本が完成するまでに、さらに2年。
簡単、早い、がキーワードのような時代になんでここまで時間をかけるのでしょう?
それは、このタロットカードがじっくり熟成するための時間なのではないか?と
私は考えています。
タロットカードには、もちろん小さな解説書が付いていますが、この本はもっと深く
この「京都タロット」を理解したい方のためのものです。
しかし、この本を読んでみると、単なる「タロットの使い方」ではなく、日本人の
ルーツに触れる、と言うか「神話を掘り起こす作業」(ミケさん曰く)と言うか
もっと言えば、普段私たちが意識しなくても見えない領域に存在している日本人に
共通している感覚(民族性?)にまでたどり着くものではないか、と感じています。
「和のセンスオブワンダー」と彼女は表現していますが、カード絵の至るところに
散りばめられた和の物語やシンボルは、日本人なら誰でも馴染みの深いもの
であり、私自身 絵を描きながら何度も「それ」と繋がっている、と言う感覚を
覚えたものです。
これだけ時代が進み、世界は狭くなりました。
でもむしろ世界に出てからの方が日本、日本人という事を意識するものです。
この本を読んで、今一度 日本の良さを認識してみてはいかがでしょうか?
日本人として生まれた「自分」と向き合ってみると、きっと何か感じるものが
あるのではないでしょうか・・・?
それが何であるかは人それぞれ。
自分の内側への旅は、奥が深くてなかなか興味深いものであります。
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