最初の指南書

本の紹介が続きますが、こちらはちょっとマニアック。
「京都タロット」の指南書です。
我ソウルメイト、岩倉ミケさんがついに書き上げました。

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初めてブログを読んだ方のために少し、説明させて頂きますと
そもそも「京都タロット」がスタートしたのが15年前(ミケさんが
構想を始めた年)それから2年後に私との出会いがあり、
私がカード絵を描くことになりました。

78枚のカード絵を完成させるまでに6年という歳月がかかり、その間
京都在住のミケさんとはメールでやりとりしたり、私が京都を訪ね
2人でタロットの舞台となる神社仏閣を巡りました。
(それはまるで巡礼のようでした)
今となっては楽しい思い出です。

そして実際にカードの形となったのは2018年。
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京都では「京都タロット」の講座も何度か開かれ、この日本のタロットカードの
魅力にはまって勉強してくださっている方達もいらっしゃるようです。


この本が完成するまでに、さらに2年。
簡単、早い、がキーワードのような時代になんでここまで時間をかけるのでしょう?
それは、このタロットカードがじっくり熟成するための時間なのではないか?と
私は考えています。

タロットカードには、もちろん小さな解説書が付いていますが、この本はもっと深く
この「京都タロット」を理解したい方のためのものです。
しかし、この本を読んでみると、単なる「タロットの使い方」ではなく、日本人の
ルーツに触れる、と言うか「神話を掘り起こす作業」(ミケさん曰く)と言うか
もっと言えば、普段私たちが意識しなくても見えない領域に存在している日本人に
共通している感覚(民族性?)にまでたどり着くものではないか、と感じています。

「和のセンスオブワンダー」と彼女は表現していますが、カード絵の至るところに
散りばめられた和の物語やシンボルは、日本人なら誰でも馴染みの深いもの
であり、私自身 絵を描きながら何度も「それ」と繋がっている、と言う感覚を
覚えたものです。

これだけ時代が進み、世界は狭くなりました。
でもむしろ世界に出てからの方が日本、日本人という事を意識するものです。

この本を読んで、今一度 日本の良さを認識してみてはいかがでしょうか?
日本人として生まれた「自分」と向き合ってみると、きっと何か感じるものが
あるのではないでしょうか・・・?
それが何であるかは人それぞれ。
自分の内側への旅は、奥が深くてなかなか興味深いものであります。

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予言(?)

次女が小学生4年の時に書いた「将来の夢」という作文は
大人になったら、ハワイのホテルのオーナーと結婚して、子供は
女の子と男の子の2人。ホテルにはイルカのプールがあり、
そこで子供達を遊ばせて・・・
というような内容でした。
この作文のことは忘れられずに、覚えています。
あまりにもリアルで、作文というより まるで将来はこうなります。
という宣言書みたいだったから。

あれから28年、彼女は本当に夢を叶えています。
現在、アメリカ人と結婚してハワイで暮らしていますし、子供は女の子と
男の子。旦那さまはホテルのオーナーではありませんが、家の近くに
イルカのプールがあるホテルがあり、時々そこで子供達を遊ばせて
います。

「願いは叶う」とか「自分が信じたことがその通りになる」と言ったようなことが
よく本に書かれていますが、それを地でいったような話ですね。

外人との結婚をはじめは反対していた夫と私ですが、今となっては
日本人と結婚して、日本に住む彼女の姿は想像もつきません。

ところで、私も彼女の将来を予言していた(?)のです。
こちらのタロットカード、これは「九番 イワナガ」ですが、このモデルに
なったのが次女です。

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和のタロットカードなので、着物こそ着ていますが、どこか南の島風な
所で馬にまたがり海の彼方を見つめる主人公。
その右上には 幸せの青い鳥が飛んでいます。

え?どこが予言かって?
ふふふ、実は婿さんは午年なのです。
しっかり、娘の尻にしかれてますねぇ。(笑)
この絵を描いた1年後に2人は出会ったのです。

人生の不思議、ご縁の不思議を覚えずにはいられません。

タロットカードにご興味のおありの方は
 右側カテゴリのタロットをご覧ください。



只今、進行中

祇園祭りの余韻が残る京の街に行ってまいりました。
その日は雲り空に時折の雨がザーッと。
でもそのお陰で「暑い京都」を覚悟していた割には嬉しい
肩すかし。

以前にもお話しました「京都タロット」のアートピースを作る
というプロジェクトが本格的に始まりました。
本日は(株)大入さんにてミーティングです。

アートピースというのは、普通の一般的なタロットカードではなく
私の絵に焦点を当ててアートとして見る方に重きを置いた、
でも実際にカードとしても使えるものです。
平たく言ってしまえば、マニア向きとでも言いましょうか。

(株)大入さんは京都の経師やさん。
手がけていらっしゃるのは国宝級の掛け軸、書画などの修復や複製の
制作など、それはそれは凄いことをやっていらっしゃるのです。
何でそんな所にご縁が繋がるのか、これも「京都タロット」の七不思議
ですねぇ。

大入さんと複製画
工房にて浮世絵の複製を見せて頂いているところ。
大入社長、後ろからごめんなさい。

「大入」というのは会社名かと思ったら、社長の本名なのです。
それがそのまま会社名になっているのですね。
縁起の良いお名前です。
ご本人は一言でいうなら、大黒様のような方。
やっぱり縁起が良いです。(笑)


ミーティング中
ミーティング中の様子。


この日は4時間近くの長時間のミーティング。
いろいろなアイディアや意見の応酬で中身が濃かった。
担当のYさんはデキル女性。
こちらの質問にテキパキと的確にお答えになる姿が頼もしかったです。
こういう方なら安心してお任せ出来ます。

そして皆様の熱心さには頭が下がるばかりです。
このタロットを愛し、本当に良いものを作ろうとしているのが伝わって
きて、ミケさんも私も胸が熱くなりました。

はてさて夢を形に、第二ステージのまずは始めの一歩を踏み出した
ところ、これからの進行が楽しみであります。

どんなカードになって、どんな箱に収まるのでしょう?
それは単にタロットカードを収めるのではなく、夢や希望、果ては
小さな宇宙の詰まった「箱」になるといいなぁ〜。


<おまけ>
余花庵さん
こちらは、来年4月に「墨アート」の個展をする「余花庵」さん
「よかあん」と読みます。もともと古美術を扱っている雰囲気のある
素敵なギャラリーです。それまでに「京都タロット」のカードセットも
完成し、ここでお披露目出来るといいなと思っています。
皆様、応援してくださいね。
あれ? このセリフ 最近誰かさんが言ってたような・・・(笑)




京都タロットの会

昨年秋に京都でおこなった「京都タロットの原画展」
東ではやらないの?というお言葉を頂き、週末に2日間
お友達やタロット好きな方、タロット制作にお力を貸して頂いた方達
などに、お声をかけて原画展とタロット占いの会をいたしました。

場所は私のアトリエでもある長平庵。
そもそもタロットの絵達はここが、誕生の場ですから展示もしっくりと
馴染む訳ですよね。

コーナーの5枚

オロチ

これの為に原案者である岩倉ミケさんも、わざわざ京都から来て
くださいました。
原画展とはいえ、やっぱり皆様せっかくですから実際にカードを使って
みたいですよねぇ。
という訳でミケさん、到着するなり早速占い開始。
結局、京都の時と同じで2日間カードを読み解き続けていました。
お疲れ様です。

原画は「絵」ですがカードとなって実際にこうして使うことにより
それぞれの絵が生き生きとしてくるのが見ていて面白いな〜と
思いました。

クラマ、アマテラス

お伽系

そして何より興味深かったのは、タロットに詳しい方もそうでない方も
皆様、楽しそうに時には真剣にカードを引いてらしたこと。
そして目をキラキラさせて、こんなカードを引いたのよ、とお話し合って
ました。女学生のように・・・
こんな風にカードと遊んでもらえて、本当に嬉しかったです。
感慨深いものがありました。
1人で黙々と絵を描いていた時は、この場所でこんな日が来るなんて
想像もしませんでした。

床の間

文机

少しづつ少しづつ進化してゆく「京都タロット」
実は今、アートピースを作るというプロジェクトが進んでいます。
このタロットをプロモートしてくださっているスターポエッツギャラリーの
今村仁美さんの号令のもと、再びメンバー再結集。
これからは、このタロットを育ててゆく楽しみをじっくりと味わっていきたいと
思います。

お暑い中をお越しくださいました皆様に心より感謝申し上げます。


さて・・・
最後にこれからの京都タロットがどうなってゆくのか?を聞いてみました。

これからの事を聞く

剣の局は感情から離れて冷静な判断が出来る女性。
たろうは、多様な可能性、潜在能力。
創造の根源、まさにここから物語は始まるのです。
鏡の参は、熟練した賛同者を得て形を作る、というカード。

ふむふむ
明らかに鏡の参はミケさん、仁美さん、私ですね。
ここからまた新たなスタートをきるという事か・・・
そこには常に冷静な判断を持って。ということですね。
なる程、頑張ります(笑)

遊びをせんとや、生まれけむ・・・



明日はいらっしゃったお客様(今回はおきものの方に限らせて
頂きました)のスナップをご紹介しますね。






占ってみる

タロットカードが出来上がってまいりました。
と言ってもこれは、会場でミケさんがタロット占いのデモンストレーション
をする時に使うもので、販売用ではありません。
版画工房アーティーさんが、デモ用に特別に制作してくれたものです。
そうです! アーカイバル版画で出来たカードです。
何と贅沢なことでしょう。
普通の印刷とは違うので、色も沈まず、絵達も活き活きと浮かび上がってきます。

京都タロット、カード

裏表紙はATOSの吉池さんがデザインしたもの。
弁柄色が効いてますねー。


早速、今回の個展について占ってみました。

三枚のカード

78枚のカード全部使ったのにも関わらず、ひいたのは全部 大アルカナカード
でした! これは奇跡的確立なのでは?

さて、これをミケさんのレゾネを元に解釈してみます。
一般的に左から過去、現在、未来を表します。

まず1番左は「イナリ」
イナリは父性的な厳然とした力で導き、陰陽のバランスを安定させる者。
強い信頼関係によって固められると、すべての基礎、基盤として揺るぎない
ことを教える。
つまりこの場合、基礎を固めてきた結果が今回、個展という形で結実した
という事でしょうか。

2番目は「トリイ」
11番のカードは、まさにオープンゲートです。
絵では稲穂を手に鳥居をくぐらんとする「私」が描かれています。
鳥居をくぐると様々に変化を遂げながら新しい世界を手に入れてゆく、その
始まりの時を告げているのです。
ドンピシャなカードで、ビックリですねぇ。

3番目は「ヤマト」
これが逆さまに出たのでちょっと不安になりました。というのも、他のタロットでは
逆さに出ると意味も逆になると解釈するものもあるからです。
が、ミケさんに聞くと「京都タロット」では、あくまでもポジティブ、プラス思考。
そこは日本人らしく、もっとファジーに受け止めます。
このカードは「自らの意志で荒波に打ち克つ」というものですが、逆さに出たことで
そこまでイケイケドンドンに捉えなくても良い。
今のままで、ただ波に乗ってゆけば良し。という解釈になりました。

いや〜、面白いですねぇ タロット。
一応、このカードにはこんな意味がある。というのは必要ですが、あくまでも
タロットカードは自分との対話。ひいたカードの中にその時に自分が何を見つけるか
(絵の中にはいろいろなシンボルが描かれているので)それを大切にして見てゆけば
良いのかもしれません。

私も逆さまになった「ヤマト」を見た時、剣や人物はあまり目にはいらず、丸い波
ばかりが目にはいりました。
今まで絵を逆さまに見たことがなかったので、これは新鮮な発見でした。


スターポエッツギャラリーさん、岩倉ミケさんも原画展のお知らせをしています。
ご興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
特にミケさんの「京タロB面」(社外秘)はタロット制作に関しての裏話などもあって
面白いですよ〜。


スターポエッツ・ギャラリー、サイト

岩倉ミケ「京都タロット宙のメサージュ」


*絵の著作は朋百香にございます。無断転写、掲載は固くお断りいたします。

プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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