ホントのオリンピック

いよいよオリンピックが始まりました。
今回のオリンピックは最初から、よくもまあ次から次へと問題が
起きるものだと言うくらい問題だらけで、その上前代未聞の
パンデミック最中の開催。
国民の声を無視して開会式にこぎ着けた国とIOCに疑問を
持ちながらも、ともかく始まっちゃいましたね〜。

しかし・・・
ある雑誌に面白い記事を見つけました。
それには古代のオリンピックのことが書かれていたのですが、
それによると

競技場の収容人数が4万人くらいだったのに対して、ギリシャ各地から
それ以上の観客が集まり、十分な宿泊施設がないので川沿いにテントや
ほったて小屋を建てて、夏の熱気で衛生状態は劣悪。
清潔な水の確保も難しく、死者も多数出たとか。

女性は競技に参加出来なかった。既婚女性は観戦すら許されなかった。
(別に女性だけのへライア祭と言うのがあったそうです)

競技をめぐる増収賄賂事件もあって、不正試合の罰金にはゼウス像を
建てさせられた。(ゼウス像は複数あるそうです)

クライマックスは100頭の牛をゼウスに捧げる「ヘカトンベー」の儀式があって
神には骨を焼いた煙と匂いを捧げ、肉は人間が食べた。
競技の観戦とともにそれを目当てに来る庶民も多かったそうです。

ローマ帝国による併合後も競技会は続いてましたが、暴君ネロは競技会でも
やりたい放題で自ら戦車競争に出て、途中放棄したにも関わらず自分に
勝者の冠を与えた。とか
(早稲田大学、古代ギリシャ、ローマ研究家、宮城徳也氏監修による)

なんだ、人間って今も昔も同じようなことやってるね・・・でも、
それを読んで、オリンピックとはそもそも過酷なものなのかもしれない、と
思い直しました。
思い直す、とは私が勝手にオリンピックに抱いていたイメージ、「平和の祭典」
とか「スポーツマン精神にのっとり」とか美しいもの、平等で対等で、といった
キレイゴトにしか目を向けていなかったからです。

ホントのオリンピックとは、あらゆる問題を包括し(何と言っても人間のやること
ですから・・・)それを右往左往、すったもんだしながら、アスリートや大会関係者
そしてそれを見守る私たちが、それぞれに自分の問題ともリンクさせ、試練を
乗り越えてゆくものなのかもしれない。

何があっても選手たちの活躍は本物だし勝っても負けても美しい。
感動を覚えるのは事実だし、それによって希望も生まれるのかもしれない。
そんな風に思えてきました。
これからも感染者は増えるでしょう、問題も起こるでしょう。
でもそういう事も全て含めて、この17日間は本当の意味でのオリンピックを
観戦したいと思うのであります。

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第21回 日本・フランス現代美術世界展、ご報告

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国立新美術館の展覧会が始まりました。
今年は感染症の影響でレセプションも何にもなく、寂しいスタートと
なりました。

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今回、私は個展部門で6点の作品を出品。

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「覚醒」

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「ニュートラル」

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「早春」

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「月光夜曲」

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「饒舌な青」

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「サティに捧ぐ」

アクリルが入っているので、反射で反対側が写り込んでしまいましたが、
こんな感じというのを観ていただければ幸いです。

入り口では検温、手の消毒、と美術館側も予防対策をとり、もとより三密とは
程遠い空間なので、外の猛暑を忘れるしばしの時が過ごせました。


お越し頂いた(あるいは、これからお越し下さる)皆様には本当に感謝しか
ありません。
どうぞ、コロナ対策も熱中症対策も十分になさって、残りの夏をお過ごしください。
ありがとうございました。





お知らせ

このような状況下ではありますが、今年も恒例の夏の展覧会の
お知らせです。

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毎年夏に開かれている「日本・フランス現代美術世界展」ですが、
今年は感染症の影響でもちろん、フランスからのお客様は(サロン・ドトーヌの
関係者とか)おみえになりませんが、作品は無事届いております。
また、新しい取り組みとして個展部門を設け、私も作品6点をこちらに参加
させて頂いてます。

ぜひお越しください、とはとても申せませんが会場側でも感染症対策には
十分注意をして皆様をお迎えする準備を進めているそうですので、
ご興味のある方はよろしくお願い致します。


第21回 日本・フランス現代美術世界展
〜サロン・ドトーヌ特別協賛〜
会期:8月8日(土)〜8月16日(日) 11日(火)は休館日
会場:国立新美術館 3A,3B展示室 10:00〜18:00(入場は17:30まで)
    入場無料




吉田美保子さんの展示会へ

台風一過の晴天の日、吉田美保子さんの展示会に
行ってまいりました。
場所は南青山のギャラリー、イトノサキ。

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2年半くらい前になるでしょうか、吉田さんとバッグの作家、善林さんの
コラボ作品のバッグを持って伺いました。
これがこのバッグのシリーズの第一号になるんですよ(と、何の意味も
ありませんが自慢してみる。 笑)
会場にはこの子の姉妹も並んでおりました。

素敵な帯や着尺が並ぶ中、ため息をつきつつ拝見しましたが、この日
私が会場に入った途端に心惹かれたのは、真綿の赤系のストール。
日本の色彩で言えば蘇芳色(すおういろ)と今様色(いまよういろ)の間くらい。
このほっこりした暖かい色に一目惚れでした。

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何とラッキーなことに、ストールを買うともれなくストールを入れる袋が
付いてきます。確かにこのままバッグに入れると、糸が引っ掛かったり
しますものね。ナイスアイディアです。

着物でも洋装でも、どちらにも活躍してくれそう。


吉田さんの展示、台風の振り替えで明日15日(火)11:00〜19:00も
展示するそうです。

イトノサキ
港区南青山4-1-5 KFビル2階 TEL03-6721-1358 月曜定休
東京メトロ銀座線「外苑前」より徒歩6分



「1933年の室内装飾」

白金台にある庭園美術館に行ってまいりました。
今は美術展ではなく、この建物の建築や装飾がじっくり観られる展示と
なっています。普段は公開されない部屋や浴室なども観られます。
そう言えば、何度となく来ている美術館ですが、建物そのものや
お部屋をそう言う目で見たのは初めてかも。
いつもはやはり展示品の方に目を取られていましたから。

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ご存知の方も多いと思いますが、ここは旧朝香宮邸でした。
主要な部屋の設計をフランス人装飾家アンリ・ラバンに依頼し、日本側では
宮内省内匠寮の技師、権藤要吉がその設計に取り組みました。
つまり日仏のデザイナー、技師、職人が作り上げたまさに建物そのものが
芸術品です。

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装飾金物、輸入壁紙、漆塗り、照明器具、型板ガラス、タイル・・・と何を
観てもため息しか出ません。
本当にここに人が住んで生活していたの?(まあ人と言っても普通の方達ではないですが)

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この建物と室内装飾の展示は9月23日までです。
都会のオアシスのような庭園美術館、まるでどこかの別荘に避暑に行ったような感覚でした。

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「1933年の室内装飾」 7月20日〜9月23日
午前10時〜午後6時(入館は5時半まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日
東京都港区白金台5-21-9 03-5777-8600
入館料は展覧会によって異なります。

プロフィール

朋百香(tomoko)

Author:朋百香(tomoko)
1955年埼玉県生まれ東京育ち。
幼少時から学生時代は、水彩、
油絵を学び、結婚後は子育てを
経てのち植物画に魅了され、
個展やグループ展にて発表。
イギリスのフィンドホーンへ
の旅をきっかけに自己の内的
プロセスを描写する、様々な
素材を用いた独自のミクスト
メディア作品制作に入る。
現在は和紙に墨、アクリルで
墨アートを表現している。
神奈川県在住。

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