2023/02/04
ぎゃーーーーーーー!となった話
今年は特に寒いせいでしょうか、大変な事件が起こりました!なんと長平庵にネズミが入り込んで、巣を作ろうとして
いたのです。
ご存知ない方のために簡単に説明しますと、長平庵と言うのは
築100年以上の古民家で夫の両親の住まいでしたが、彼らが亡くなって
からは、イベントに貸し出したり、個展をしたりヨガ教室をしていました。
3年前からはコロナのせいもあり、人のお集まりはなくなり、今は
会社の事務所として一部屋を使っているだけで、つまり人の出入りが
少なくなってネズミさんとしては最高の環境になったわけです。
そして起こるべくして起こった今回の事件。
そーです、私にとっては事件です!
六畳の和室に紺色の毛氈が畳んで置いてあったのですが、ある日
ふと気づくとその毛氈が丸まっているではありませんか。
あれ?誰がこんな事したのかしら?って、ここに入れるのは
事務の人と時々来る掃除のおばさんくらいです。
聞いてみると2人とも知らない、と。
で、そーっと毛氈を途中まで開いてみると・・・
なんと中はこんなことに。
横に置いてあったティッシュペーパーを細かくちぎって
ふわふわにしたものを詰め込んでいるのです。
「え?!」何これ。
私が推測するに、ネズミはここを巣にしようとしていたのでは?
あるいは、ここで出産しようとしていたのでは?
頭の中でここからうじゃうじゃ出てくる小鼠の姿が浮かんで
ぎゃ〜、となりました。
ともかくすぐ撤去しなくては・・・
まず手袋をして、ホウキとゴミ袋大を持って、そして万が一
中にいると嫌なので、ホウキでツンツンしたところ・・・
チュー、と鳴き声がしたかと思ったら中からちょろちょろと
1匹が出てきて・・・
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
悲鳴をあげる私を尻目に逃げてゆきました。
しばしその場に固まりましたが、エイ!と気合を入れて
毛氈ごとゴミ袋へ。(毛氈を広げる勇気などありません)
ぎゅっと口を縛って、表の大きなゴミ箱に直行です。
その後、ネズミ駆除業者を呼びました。
明日から駆除作業に入ります。
いろいろ工程があって、終了までに約一ヶ月くらいかかります。
毒餌を食べたネズミの死骸と遭遇するかもしれませんが、
その恐怖よりも家の中に巣がある!という恐怖の方が勝りました。
大々的にネズミ駆除をするのは初めてですが(もしかすると父母の
代にはやっていたのかもしれません)古い家なので、家中の穴を
全部塞ぐのは無理かもしれませんが、それでもやらずにはいられません。
それにしても、マンガで見るネズミは可愛いのに、実物を見ると
ぎゃーーーー!となるのはなぜでしょう?
(ネズミさんへ
あなた方も生きているのに、人間の勝手で駆除するのは誠に
申し訳ないが、家の中での共存は無理です。出来れば屋根裏から
下に降りるのはやめてください。と言っても無理だと思うので
明日、駆除作業に入ります。お知らせまで)
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